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働き盛りの人ほど人間ドックを

日本人が死亡する原因になっている病気のなかでは、悪性腫瘍があります。2人に1人はがんになるといわれており、早期発見が重要な病気です。このがんは加齢や生活習慣、遺伝などのさまざまな要因によって発症するといわれていますが、統計的にみると40歳を過ぎた頃からがんに罹る確率は上がってきます。また、がんだけでなく後遺症が残りやすい脳梗塞の一種である隠れ脳梗塞と呼ばれる自覚症状がない脳疾患にかかる人が増えるのも40代からといわれています。

40代は、ちょうど働き盛りのため仕事で忙しく、時間に余裕がなく人間ドックで健康状態を確認できない人が多いです。がんは、早期発見ができれば、完治する確率は高いですが、自覚症状がでるときには手遅れになっている状態が多いです。人間ドックにも忙しい人のために半日で終わる短期間コースもありますので、多忙な人はそれを利用する方法があります。基本的に法律で検診が義務付けられている会社で行われている法定検診と違い、人間ドックは個人で費用を負担しないといけません。

しかし、会社の福利厚生や加入している健康保険組合では、一定の年齢を超えると人間ドックの費用を一部負担してくれる制度があります。民間の生命保険に加入している場合は、その生命保険会社と提携している病院での受診であれば、割引を行ってくれるサービスがついていることもあります。人間ドックのがん検査のなかには、採血だけである程度のがんの可能性を調べることができる血液検査もあります。

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